・ 積雪:事故や転倒、相次ぐ 夜の雪が凍結、交通に乱れ けが197人、交通事故513件 /埼玉
報道によると、3日夜に降った雪で、県内では24日に路面が凍結し、車のスリップ事故や、歩行中の転倒によるけが人などが相次いだ。高速道路の通行止めや、鉄道の運休も生じ、午前中は交通が乱れた。【飼手勇介、山本愛】◇さいたまで5センチ
○積雪○
熊谷地方気象台によると、23日午後10時に、さいたまで5センチの積雪を観測した。県内平野部での積雪は昨年2月からほぼ1年ぶりだ。24日朝は、鳩山で最低気温が氷点下3・8度になるなど冷え込み、路面の凍結につながった。なお、秩父や熊谷の県北部の観測地点では気温が下がらず、積雪はなかった。
県は24日午後5時現在、雪の影響で197人がけがをしたと発表した。原因は歩行中の転倒が100人、自転車やバイク、車のスリップ事故が89人、その他が8人だった。うち重傷者は▽さいたま市大宮区で歩行中に転倒し左足を骨折した男性(50)▽さいたま市南区で自転車に乗っていて転倒し右足を骨折した女性(69)--ら9人。飯能市の幼稚園では、凍りついた門を熱湯で温めて動かそうとした男性(32)が転倒し、顔に軽いやけどを負った。
◇始業時間遅れも
○学校○
また県立高42校など県内の公立校53校が始業時間を遅らせた。
一方、県警によると、雪の影響による交通事故は23日午後5時から24日午前8時までだけで513件起きた。物損事故451件、人身事故62件だった。
24日午前4時50分ごろにはさいたま市岩槻区笹久保新田の国道122号で、スリップした2トントラックが横向きに停車。避けようとした後続のトラック計5台が2カ所で衝突し大型トレーラー1台が車線を塞ぐように停車する多重事故が起きた。けが人はなかった。
JR武蔵野線は、雪の重みで倒れたらしい線路脇の竹が、架線に接触した影響で、西船橋-府中本町間が午前6時半から約4時間にわたり運転を見合わせた。上下線52本が運休し約8万5000人に影響した。JR京浜東北線は午前6時~同10時、通常の8~9割の運転本数で運行した。
首都高速は、県内4路線全てが通行止めとなった。埼玉新都心線(与野-さいたま見沼)では23日午後8時15分~24日午後3時20分まで通行止めが続いた。

